〔H28年度市民環境講座〕 市民環境講座
平成28年6月5日(日曜日)、生涯学習センター(流山エルズ)で第1回市民環境講座「親子でソーラーカーを作ろう! 」が行われました。市民環境講座は市が「温暖化防止ながれやま」に委託して実施している事業で、第1回は「セントラルパーク★フェスタ2016」の会場内で実施されました。会場では、ソーラーカーの工作教室の他にも、太陽光を使った噴水器や調理器の展示、人力発電の体験も行われ、参加した方が電気について楽しく学べる内容となっていました。
大ギャラリー内で行われたソーラーカーの工作教室は小学生の児童を対象に募集を行い、当日は午前・午後の2回の講座に計81人の親子が参加しました。いつも使っているハサミではなくニッパーを使用するなど、慣れない作業の中、子どもたちは難しいところを保護者や指導員に教わりながら、一生懸命に自分だけのソーラーカーを作りあげました。
見事ソーラーカーを完成させた後は、いよいよ試験走行です。屋上に集まり、完成したソーラーカーを走らせました。当日の朝はあいにくの雨模様でしたが、試験走行のころには雨はすっかりあがっていて、試験走行を行うことができました。子どもたちは、走っているソーラーカーのパネルを覆い隠すと走ることができなくなることを通じて、太陽エネルギーを実感していました。
大ギャラリーに置かれた「パワーくん」は、ペダルをこぐと、その力に応じて電球が光る機械です。1個の電球は20Wで、2個つくと合計40W発電していることになります。2個つけるには頑張ってペダルを回す必要があり、子どもたちは、普段何気なく使っている電気を自分で発電することの大変さを体験していました。その隣には、普段家庭で使っている家電が展示されており、ドライヤーを動かすのに1500W必要だということを知ると、「こんなに電気を使っているの!?」と驚いていました。
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