〔H28年度市民環境講座〕 市民環境講座
平成28年7月23日(土曜日)、第2回市民環境講座「夏休み親子エコツアー」が行われました。市民環境講座は市が「温暖化防止ながれやま」に委託して実施している事業で、今回はバスを貸し切り、国立環境研究所、産業総合研究所の見学を行いました。広報ながれやまで募集をかけたところ、すぐに定員に達するほどの人気でした。
国立環境研究所は、さまざまな環境問題の解決に重要な役割を果たしてきた研究所です。当日は「夏の大公開」という催し物を行っており、いつもは入れない研究所の内部で、子どもたちがサメやヒトデ、ウニとふれあえるタッチプール、液体窒素の実験のほか、「温暖化の防止」「リサイクル」といったテーマで研究者の方と気軽に話せるサイエンスカフェなど、子どもから大人まで楽しめるイベントがいっぱいでした。参加者の方々も、講演会や、人力発電の実験など、それぞれ思い思いの場所で楽しんでいました。
午後に向かった産業総合研究所は、約2,000人の研究員が研究開発を行っている公的研究機関です。普段も最先端の研究技術を公開している「サイエンススクエア・つくば」、世界中の鉱物や日本の地質模型を展示している「地質標本館」を公開していますが、当日はそれに加え、一般公開という形で、工作教室や展示を行っていました。工作機械でのはんこ作りに挑戦したお子さんは、機械を使って思う通りに仕上げた手作りはんこに満足げでした。
帰りのバスの中では、地球温暖化に対するミニ講座を行いました。地球温暖化対策には、使用する電気を減らすことが重要で、エアコンや照明などの、電力消費が大きい電化製品に気を付けると大きな効果が期待できるそうです。市では、ご家庭での7月から9月の電気使用量を前年同月比10%節電すると応募できる、「流山節電チャレンジ2016・夏」も10月14日まで受け付けています。ぜひ、ご応募ください
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