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〔H28年度市民環境講座〕  

                                                市民環境講座  

 平成28年11月5日(土曜日)、生涯学習センター(流山エルズ)で第3回市民環境講座「流山で創れる・省けるエネルギー」が行われました。市民環境講座は市が市民団体「温暖化防止ながれやま」に委託している事業で、さまざまな形で環境に関する講座を行っています。今回は2人の講師による講演会を行い、28人の方が参加しました。


  
 はじめに、千葉工業大学准教授・谷合哲之さんに日常生活の中で使用しているエネルギーについて講演をしていただきました。温室効果ガス削減のためには使用するエネルギーの量を減らすことが重要ですが、私たちの普段の生活の中で使用するエネルギーのうち、大きな割合を占めるのが暖房、そして自動車で、この2つを削減することがエネルギー削減に大きくつながるそうです。また、一見エネルギーが使われているように見えない衣食住にも輸送などによって大きなエネルギーが使用されており、特に食に関しては地産地消を心がけることで、使うエネルギーを大きく減らせるとのことでした。
資料1「日常で気づくと見える再生可能エネルギー」


  
 次に、一般社団法人ちば耕援隊代表・浅井英郎さんに、「電気も栽培する農業」についての講演をしていただきました。浅井さんは農家の方に対する営業マンとして活躍していましたが、農業の後継者不足や過疎化などの問題に触れ、農家の方への支援などを目的にちば耕援隊を設立した方です。電気を栽培する農業は「ソーラーシェアリング」と呼ばれるもので、畑の上に作物の成長の邪魔にならない程度の太陽光発電パネルを設置することで、普段通り作物を収穫しつつ、発電した電気を売却することで安定した収入を得ることができるそうです。
資料2「電気も栽培する農業」


  
 日本は2030年までに2013年度比で26%の温室効果ガスを削減することを目標としています。そのためには、国民一人ひとりが使用しているエネルギーを削減することや、自然エネルギーを導入するなどの対策を行うことが必要です。市では、ご家庭での12月から2月の電気使用量を前年同月比10%節電すると応募できる、「ながれやま節電チャレンジ2016・冬」を受け付けています。ぜひ、ご応募ください。

 

 
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