平成29年6月4日(日曜日)、生涯学習センター(流山エルズ)で第1回市民環境講座「親子でソーラーカーを作ろう!」が行われました。市民環境講座は市が「温暖化防止ながれやま」に委託して実施している事業で、第1回は「セントラルパークフェスタ2017&感謝祭」の会場内で実施されました。会場では、ソーラーカーの工作教室のほかにも、家庭用家電のワット数調べ、人力発電の体験、流山クールチョイス宣言のパネル展示も行われ、参加した方が電気や節電について楽しく学べる内容となっていました。
大ギャラリー内で行われたソーラーカーの工作教室は小学生の児童を対象に募集を行い、当日は午前・午後の2回の講座に計70人の親子が参加しました。ニッパーやハサミなどを使用するなど、慣れない作業の中、子どもたちは難しいところを保護者や指導員に教わりながら、一生懸命ソーラーカーを作りあげました。
ソーラーカーを完成させた後は、いよいよ試験走行です。屋上に集まり、完成したソーラーカーを走らせました。当日は晴天で絶好のソーラーカー日和で、さっそく子どもたちは自分で作り上げたソーラーカーを走らせ喜びの声をあげていました。日陰を作るとソーラーカーが走らなくなるという事も実際に見て体験することで、子どもたちが太陽光エネルギーを実感していました。
大ギャラリーでは、ペダルをこぐとその力に応じて電球がつく機械で発電の体験をしてもらいました。ペダルをこぐと20Wの電球がつき、20W発電しているということになります。実際ペダルをこいだ子どもたちからは「ペダルが重く大変で、疲れた」といった感想が聞かれました、またテレビを見るにはこの発電の5倍の力が必要ですと伝えると「そんなに電気を使っているの」と驚いていました。
「流山クールチョイス宣言」のブースでは、さまざまな方がクールチョイス宣言をしてくださいました。「クールチョイス」は国が提唱する地球温暖化対策の国民運動で、日本の優れた技術を生かして日常生活のさまざまな面で持続可能な未来につながる選択をしていこうというものです。例えば、エコ家電にする、高効率な照明に替える、公共交通機関を利用するといったものです。子どもたちは「ご飯を残さない」「使っていない電気を消す」といったクールチョイス宣言をし、パネルにシールを貼ってくれました。
|