平成29年8月26日（土曜日）、第3回市民環境講座「水陸両用プロペラ船を作ろう!」が開催されました。市民環境講座は市が市民団体「温暖化防止ながれやま」に委託している事業で、本年度3回目の開催となります。今回は太陽光で動く水陸両用プロペラ船の工作教室を行い、30人の子ども達が参加しました。

　
今回の市民環境講座では募集を広報で行ったところ、当日のうちに予約がいっぱいになるほどの人気でした。参加者には船体に使う牛乳パックを持参してもらい、オリジナルのプロペラ船を工作しました。牛乳パックを指定した大きさに切り分けて組み合わせ、太陽光パネルとモーターをクリップや銅線でつなげる作業に苦労しましたが、無事にプロペラを動かすことができました。

　
工作した後は、いよいよ走行テストです。当日は生涯学習センターの中庭に簡易プールを作り、そこで船を走らせました。当日はあいにくの雨で、予備として積んでいた電池を使いましたが、子ども達からは、「家で太陽光パネルを試してみたい」「太陽の日差しがあるところで試してみたい」といった感想が寄せられました。

　
また、当日はクールチョイス宣言パネルの展示も行いました。「クールチョイス」は国が提唱する地球温暖化対策の国民運動で、日本の優れた技術を生かして日常生活のさまざまな面で持続可能な未来につながる選択をしていこうというものです。市では、自分が考えたクールチョイスを、シールに記入して宣言することができるパネルを製作し、イベント等で展示しています。今回も子ども達に、「電気を無駄に使わない」「残さず食べる」といった宣言を行ってもらいました。イベントなどでパネルを見かけた際はぜひ、ご参加ください。