平成30年6月3日(日曜日)、生涯学習センター(流山エルズ)でが開催されました。市民環境講座は、市内で温暖化防止活動を行う「温暖化防止ながれやま」に市が委託して行う事業で、第1回は「セントラルパークフェスタ2018&感謝祭」の会場内で実施されました。会場では、ソーラーカーの工作教室のほかにも、家庭用家電のワット数調べ、人力発電の体験、流山クールチョイス宣言のパネル展示も行われ、参加した方が電気や節電について楽しく学べる内容となりました。
ソーラーカーの工作教室は小学生の児童を対象に募集を行い、当日は午前と午後の2回の講座に合計80人の親子が参加しました。ニッパーやハサミなどを使用し、慣れない作業の中、子ども達は難しいところを保護者や指導員に教わりながら一生懸命ソーラーカーを作りました。
ソーラーカーを完成させた後は、いよいよ試験走行です。屋上に集まり、完成したソーラーカーを走らせました。当日は晴天で絶好のソーラーカー日和となり、子ども達はさっそく自分で作り上げたソーラーカーを走らせ、大喜びでした。また、日陰をつくるとソーラーカーが走らなくなるという事も観察して、太陽エネルギーについて理解を深める機会にもなりました。
大ギャラリーでは、ペダルをこぐとその力に応じて電球が点灯する機械で発電の体験をしてもらいました。実際にペダルをこいだ子どもたちからは「ペダルが重くて大変で疲れた」といった感想が聞かれました。また、「ドライヤーを使用するにはこの発電の100倍の力が必要です」と聞くと保護者の方は驚いた様子で「節電しなければいけないですね」と話していました。
「流山クールチョイス宣言」のブースにもたくさんの親子が訪れました。「クールチョイス」は国が提唱する地球温暖化対策の国民運動で、日本の優れた技術を生かして日常生活のさまざまな面で持続可能な未来につながる選択をしていこうというものです。例えば、「エコ家電にする」「高効率な照明に替える」「公共交通機関を利用する」といったものです。子どもたちは、「使っていない電気を消す」「冷蔵庫の戸をこまめに閉める」といったクールチョイス宣言をし、パネルにシールを貼ってくれました。
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