令和元年7月20日(土曜日)、第2回市民環境講座「夏休み親子エコツアー」が開催されました。
市民環境講座は、市内で温暖化防止活動を行う「温暖化防止ながれやま」に市が委託して実施している事業です。今回は国立環境研究所(夏の大公開)とつくばエキスポセンターへの見学ツアーを行いました。
国立環境研究所は、地球温暖化や公害といった幅広い環境研究に取り組む研究所です。一般の方々に環境問題について関心を持ってもらうため、年に2回施設を公開し、60を超える体験イベントや展示会、講演会などを開催しています。
普段は入ることのできない研究施設で、民間航空機を利用し上空から温室効果ガスを観測する方法や、身近な生き物に触れられる展示会などが催され、楽しみながら環境問題について学ぶことができました。参加者は、「マシュマロを液体窒素に浸して固くする体験が面白かったです」「SDGSをテーマにした内容が印象的でした」と話してくれました。
午後に見学したつくばエキスポセンターは、世界最大級のプラネタリウムや科学技術の体験型の展示を備えた科学館です。当日は、ドライアイスの秘密を探るサイエンスショーや万華鏡の工作教室などのイベントを開催していました。プラネタリウムでは、オリジナル番組「第二の地球を探しに行こう! -惑星探査の今―」の上映がありました。参加者からは、「プラネタリウムがきれいだった」「体験できる機械がたくさんあり参考になりました」「今回子どもと来れて、懐かしいつくば万博の話ができてよかった」などの感想を聞くことができました。