令和元年7月27日(土曜日)、生涯学習センター(流山エルズ)で第3回市民環境講座「夏休み親子エコ教室~雲ができる秘密を探る~」が開催されました。市民環境講座は市内で温暖化防止活動を行う「温暖化防止ながれやま」に市が委託している事業です。
今回は、「科学コミュニケーション活動を通じた地域交流の活性化」をテーマに活動する流山市在住の大学院生を中心とする団体のNSEL(流山サイエンスエデュケーションラボ)の皆さんと一緒に、ワークシートや雲を作る実験を通じて、雲のでき方や雲の正体について学びました。
最初に、ワークシートにスカイツリーや富士山、飛行機などの高度を記入し、雲の位置や形を書き込みます。子どもたちは保護者と相談しながら作業を進め、会場は大いに盛り上がっていました。
次に、フラスコ内に線香の煙を入れ、注射器で空気を抜き、気圧を低下させて小さな雲を作る実験をしました。子どもたちは、「雲ができた」「こうやって雲ってできるんだ」と驚いていました。雲にレーザーポインターを当てるとレーザーが拡散され、「すごい」「ライブ会場みたい」という感想が聞こえてきました。
最後に、家庭から二酸化炭素がどのくらい排出されているのかを記録する「エコノート」についての説明がありました。毎日の生活を工夫することで二酸化炭素を削減することができることや、毎日の記録をつけていけば自由研究にもなるという説明がありました。子どもたちは、日常生活において一人ひとりが実行できる環境に優しい行動を考えていました。