令和5年2月12日(日曜日)、文化会館で第4回市民環境講座「らんま先生の環境エコパフォーマンスショー」が行われました。市民環境講座は、市が市民団体「温暖化防止ながれやま」に委託している事業です。会場では、新型コロナウイルス感染症対策を行いながら、講座を実施しました。今回は79組の小学生とその保護者の方が参加しました。
今回は、eco実験パフォーマーである、らんま先生から楽しく地球の環境問題を学びました。表面張力によって、コップの中に入っている水がこぼれない実験や、慣性の法則の実験などが行われました。らんま先生の助手には会場の参加者が選ばれ、一緒に実験やパフォーマンスを行い、大いに盛り上がりました。。
今話題となっているSDGs(持続可能な開発目標)の講義もありました。SDGsは、基本理念として誰一人取り残さない17の目標を定めています。らんま先生からは、「異常気象が原因で漁師さんや農家さんの仕事に影響が出て食事が食べられなくなったり、湖が干上がって水をくむために学校に行けなくなったりしている地域があります。その結果、生活が貧しくなり、毎日の食事や生活の場と引き換えにテロリストの集団に入るなどの悪循環に陥る可能性があります」と説明があり、「このような状況を防止し改善するために、さまざまな問題をバランスよく解決していくことが必要です」と話してくれました。
ギネス世界記録に認定されたecoなエネルギーを利用した空気砲も披露され、最後には一人1回ずつ空気砲を打つ体験をしていました。参加した皆さんからは「楽しくSDGsについて勉強できた」「空気砲がすごい」という感想が多く寄せられました。
参加者の皆さんは、面白い科学実験を通じて、楽しく環境について学ぶことができました。また、帰りには、らんま先生もパフォーマンスで使っていた、捨てても土に還る風船のプレゼントがありました。また、ホワイエには省エネや再生可能エネルギーについてのパネル展示もあり、足を止めてご覧になっているご家族の姿も多く見られました。
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