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〔市民環境講座〕 H24年度市民環境講座 5月13日、生涯学習センターで流山市が主催する第1回市民環境講座が開催され、90人を超える市民の方々が参加しました。今回の講座は、江戸川の豊かな水と緑の恵みを受けて繁栄した流山ですが、今、改めて江戸川とのかかわりを振り返り、人と自然とが共生できる社会について、講師の方からお話をしていただきました。講座の内容は、「江戸川は流山になにをもたらしたか」と題して、地域史研究家で民俗学者でもある青木更吉さんから講演をしていただきました。 青木さんからは、流山の縄文・弥生時代から奈良・平安・江戸時代の状況などについて分かりやすく解説して下さいました。特に、江戸時代においては、流山本町、加村河岸に多くの人が住み、水運の利用で船頭さんの住まいもたくさんありました。また、流山はお米の集散地となっており、近隣の柏などからもお米を買って、相場が高いときに江戸へ販売する米の問屋さんが多かったとのことです。近代においては、川を挟んだ埼玉県側の三郷や吉川地区との交流が盛んになり、特にお嫁さんの縁組が多くなったということです。 それは、洪水の発生・農作物の不作時において、お互いに収穫物を融通し、また、忙しい時期には田植えや稲刈りを手伝ってお互いに恩恵を受けることができるからです。また、船に乗って多くのお針子さんが流山の呉服屋に仕事をしにきました。青木さんから多くのお話をしていただき、最後に「物や人の盛んな交流が流山の風土を作り、流山の繁栄・歴史は江戸川の恩恵を受けたものです。」と話されました。 最後にアトラクションとして節電ビンゴゲームを実施し、緑のカーテン、省エネ家電、照明などについて京和ガス株式会社の筒井社長さんが、上手な利用方法などについてわかりやすく説明してくださいました。参加した主婦の方からは、「この講座に参加して、江戸川を身近に感じることができました。また、京和ガスさんの計らいで環境グッズもいただきとっても嬉しいです。」との声が寄せられました。お問い合わせは環境政策課(04-7150-6083)まで |
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